さしもご通信

吃音での体験談など投稿していきます。

吃音持ちの私がホットスナックを注文するためにしている3つの工夫

吃音があっても、ちょっとの工夫でホットスナックの注文はできる!私が日々実践している3つの対処法をご紹介します。

 

※この記事は、もともとアメブロに書いた体験談をリメイク・加筆したものです。

 

 

 

丸亀製麺ではぶっかけうどんしか頼めない」――

そんな話を以前書きましたが、実はコンビニのホットスナックも、私にとってはなかなかハードルが高い存在です。

 

ファミリーマートのフランクフルト、ローソンのからあげクンセブンイレブンのナナチキ…。

レジ横のあの小さな棚には、美味しそうな誘惑がたくさん並んでいます。

 

でも時々、その注文の一言が、思いのほか大きな壁になるのです。

 

工夫①:「ファ」の壁を越えるために"間"を作る

 

中でも最大の壁が「ファミチキ」。

 

「ファミマ」の「ファ」からして、うまく声に出せないことがあります。

「ファ…」と口を開いても、空気がスーッと抜けていくだけで、音にならない。

 

「ファ」の発音って、実は難しいんですよね。

上の歯で下唇を軽く押さえるようにして発音する音で、吃音があるとときどき引っかかります。

 

そんなとき私は、「え〜っと…」とわざと間を取るようにしています。

これは「考えてるふう」を装いながら、発音のタイミングをコントロールするための工夫です。

 

工夫②:目線と指で伝える

 

どうしても言葉が出てこないときは、指差しで伝えることもあります。

 

例えばファミチキを注文するなら、

「これください」と言いながら、ケースの中をしっかり指差します。

 

これで店員さんが「ファミチキですね」と応じてくれた瞬間、

「あ、通じた…」とホッとします。

 

うまくいくと、**「ちゃんと買えた!」という小さな達成感**にもなります。

 

工夫③:メモを使う(ケーキ屋さんでの応用)

 

コンビニ以外でも、似たような場面があります。

 

例えばケーキ屋さんでバースデーケーキを注文する時、

プレートに入れる「○○ちゃん おたんじょうびおめでとう」の"○○ちゃん"が言えなくなることも…。

 

自分の子どもの名前や、妻の名前で詰まるのって、ちょっとつらいです。

 

そんな時のために、**あらかじめ名前を書いたメモを持って行く**ようにしています。

 

「名前はこれです」と、さりげなくメモを見せれば、緊張もやわらぐし、伝え間違いも防げます。

 

吃音があっても、ちょっとの工夫で前に進める

 

吃音があると、ほんの一言がなかなか言えないことがあります。

「ホットスナックくらい、自分で頼めばいいじゃん」と思う人もいるかもしれませんが、

それが難しい日もあるんです。

 

だからこそ、私にとって「え〜っと…」と間を取ることや、「これ」と指さすこと、そしてメモを使うことは、ちょっとした自分なりの戦い方なんです。

 

そしてもし、レジでモゴモゴしている私を見かけた店員さんが、

ファミチキですか?」と助け舟を出してくれたら――

それはもう、本当に救われる瞬間です。

 

最後に

 

この記事は、アメブロに書いた内容をもとに、加筆・編集したものです。

https://ameblo.jp/kawakudari-20i

 

吃音で悩んでいる方、あるいは「そんなことがあるんだ」と思ってくださった方に、何か伝わるものがあれば嬉しいです。

 

そして皆さんは、レジでドキッとした経験ってありますか?

よければコメントで教えてください!

 

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

この記事が少しでも役に立てることがあれば、はてなスターやブックマークをいただけると嬉しいです。

 

#吃音 #体験談 #コンビニ #ホットスナック #日常 #工夫

吃音でも外食が怖くない!丸亀製麺で『明太釜玉』が頼めなかった私が実践する4つのコツ

吃音でも外食を楽しむために。

―「ぶっかけうどん」しか頼めなかった私の話と4つの工夫―

※この記事は、アメブロで投稿した内容をベースに、加筆・再構成したものです。

 

■はじめに:吃音と外食の小さなハードル

はじめまして、モゴモゴ通信と申します。
吃音を抱えながら日々の暮らしをブログに綴っています。

今回は「外食での注文」が、吃音を持つ人にとってどんな壁になるのか、そしてそれをどう乗り越えてきたかを綴ります。

 

たとえば、
丸亀製麺で「明太釜玉うどん」が食べたいのに、いつも「ぶっかけうどん」しか頼めない。



■ 吃音とは?注文が難しい理由

吃音とは、言葉がスムーズに出ない話し方の障害です。
特に私のように「言葉の出だし」が詰まりやすいタイプは、難発性吃音と呼ばれます。

※吃音には、難発・伸発・連発、があるとされています

吃音は日本人口の約1%が抱えているとされ、決して珍しいものではありません。

 

外食での注文が難しくなる主な理由は以下の通りです:

 

レジ前での緊張

 → 限られた時間で言わなきゃというプレッシャー

他人の視線
 → 店員さんや後ろの人に「早くして」と思われそうで焦る

ドライブスルーのマイク
 → 一発勝負。詰まったらやり直しがきかない


吃音の人は「失敗したくない」という気持ちから、言いやすい言葉に置き換えたり、注文を諦めたりすることもあります。



丸亀製麺でのリアルなエピソード

私は「丸亀製麺」が好きでよく行きます。
本当は「明太釜玉うどん」が大好きなのですが、「め」や「か」で詰まりやすく、注文がうまく言えないことがよくあります。

だから結局、「ぶっかけうどん」ばかり注文してしまう。
自分でも「またそれか」とツッコミたくなるけれど、これが私なりの防衛策。

ちなみに、妻と一緒のときだけは「明太釜玉」を食べられます。
代わりに注文してくれるからです。情けないけど、ありがたい存在です。

「いつも同じメニューの人」には、こうした理由が隠れていることもあるかもしれません。



■吃音でも外食を楽しむ4つのコツ

吃音があっても、外食をあきらめる必要はありません。
私自身が実践してきた、ちょっとした工夫を紹介します。

 

1. モバイルオーダーを使う

丸亀製麺マクドナルドはアプリで事前注文可能。店員と話す必要がないので安心です。

2. タッチパネルを活用する

すき家の「ドライブスルー専用タッチパネル」はまさに神機能。言葉に頼らず注文できます。

3. 信頼できる人にお願いする

妻や友人に「注文だけ代わりにしてほしい」と頼むのも一つの手。無理しなくていい。

4. 店員さんに一言伝える

「吃音があるので、ゆっくり話します」と最初に伝えると、気がラクになります。



■ テクノロジーと社会が吃音者に与える変化

近年は、テクノロジーの進化が吃音者にとって大きな助けになっています。

モバイルオーダー(マクドナルド、スタバ等)

タッチパネル式レジ(すき家、ガスト等)


非対面での注文が当たり前になりつつある今、吃音を理由に「注文が怖い」と思う場面は減ってきました。



■ おわりに:小さな一歩と共感の力

ぶっかけうどんしか頼めなかった話」は、私にとってずっとコンプレックスでした。
でも今では、ちょっと笑える思い出になっています。

「いつか、自分の口で『明太釜玉うどん』を注文する」
そんな小さな目標を、これからも少しずつ目指していきます。

吃音を抱える人も、そうでない人も
誰かの日常に、優しい目を向けてもらえたらうれしいです。

 

※ゆるい日常の吃音エピソードは、アメブロにも書いています
アメブロはこちら(https://ameblo.jp/kawakudari-20i